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2006/07/05 (Wed) 月の光を浴びて
2006/06/21 (Wed) Y・U・R・I
2006/05/10 (Wed) 向こう岸の恋



blog hug

彼女にとってブログは単なる記録にすぎなかった。
日常の写真を撮り、天気や温度を記録しておく写真日記。
非公開でもいいほどの。
そんなブログにも、たまにはコメントがつく。
「・・ちゃん、"あいつ"が死んじゃった」
数少ないブログ仲間の一人が、ある日突然事故死する。
彼の繊細な小旅行写真に惹かれていた彼女は自分でも信じられないような行動を起こす。
彼のたどった旅を自分たちも、たどってみよう。
5人が賛同し初対面を果たし、それぞれの思いが交差しながらの旅が始まる。


そして旅の終わりに彼らが見つけた、"あいつ"の思い。


blog-018.jpg

20年前、二度目の核戦争の末、壊滅状態になった地球。
開発が進んでいた火星に植民していた人類は難を逃れたものの出生率の低さから、汚染を逃れたわずかな地球の土地にドームを建設する。
地球への帰還を許される条件は出産と戦争時、人類救出のために奔走した科学者の子孫である一人の青年。
火星世代の彼は、故郷、地球へ帰ると書き残し、そのまま地球で失踪してしまう。
失踪の謎を突き止めるため地球に派遣されたのは新人女性警護隊員。
そこで彼女を待っていたのは、それぞれの星、人種、世代の確執との闘いと、不思議な幻覚だった。
そして、ハウスと呼ばれる封印された謎の建築物にたどり着いたとき・・・
自分が地球に派遣された本当の理由を知ることになる。


全ての謎解きの始まりは、究極の片思い

月の光を浴びて

川縁で続発する獣に襲われたかのような猟奇殺人を追う女刑事と青年刑事。
たどり着いた不気味な古い屋敷に住むのは、車いすの怪しい影を持つ男と、その男に従順に仕える若い女。
青年刑事は、その姿を見て、高校時代に憧れを抱いていた女性であることに愕然とする。
「私は姉を殺したの。だから仕方がないのよ」
この男の婚約者であった彼女の姉は数年前、川に身を投げて自殺を遂げていた。
過去を調べていくうち、次第に彼女に対して疑惑を持ち始めるも、冷静な判断で誘導する女刑事の努力も空しく、彼女に引き寄せられていく青年刑事。


彼を待っているのは女の罠か。そして男の正体は。

Y・U・R・I

長く、暗い通路を歩きながら、私は今までにない緊張を押さえていた。
たまにすれ違う白衣の男たちが興味深げに、私に視線を落とした。
私はこれから2度目の対面をする男が起こした事件の新聞記事を、今一度思い起こしていた。
・・・・・・
そして身体を硬くして表情もない男が発した言葉が、何度も頭の中を巡った。

「ユ・リ」


物語は中年にさしかかった男が、自分の恋人を自宅アパート前で、
笑みを浮かべながら2度車で轢き、死なせるという事件から始まる。
逮捕された男の異常な言動と行動に、精神鑑定を進めるうち、信じがたい驚愕の事実が。
まるで時計の秒針を進めるように、その男の時間は、周りより早く進んでいたのだ。
それは何秒、何分、何時間と加速していき・・・
混乱する男は徐々に押し黙るようになる。
極秘のうちにある病院に隔離された男が、恋人でもある病院の医師の要請で派遣された若き心理学者、涼子に一言だけ発した言葉
「ユ・リ」
これは名前なのか。それとも何かを意味する暗号なのか。
彼女にしか心開かない男を引き取るはめになった、涼子と男の間に奇妙な友情が芽生える反面、
この言葉をめぐり、様々な陰謀の渦が彼らを巻き込んでいく。

残酷な運命と、陰謀に翻弄される男を救うべく、賢明に闘う若き女性心理学者の、スリルとサスペンスに満ちた、悲しい結末をたどる友情の物語

札幌夜景

「東京から来たのですか?」
老人は言った。
後で考えると小樽から札幌へ向かう列車で、
スーツをきっちりと着こなしたその老紳士は確かにそう言ったのだ。
穏やかな表情で。


話を聞き違え、適当に話しを合わせた男が偶然その老人と再会をしてしまう。
度重なる再会。その度作り話をエスカレートさせていく男。
だが、その作り話が不思議な展開を見せ始める。
そして、たどり着いた旅の先には予想もつかない結末が・・・。

"安楽死"という問題をファンタジーのオブラードに包み、投げかける麻実衣絵芙の処女作。



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